2019-01-01から1年間の記事一覧

声がする

かじかんだ手に冬の到来を感じる。 幼い頃は無邪気にサンタクロースを待っていた。 そんな無邪気さは遠い空のようで、今となっては夢や希望が吸い殻と同じように灰皿でくすぶっている。 年を重ねるにつれ、自分に嘘をついてごまかすことがだんだんとうまくな…

学習

眠いので、文章がめちゃくちゃかもしれません。 直したくなったら修正していきます。 20日目の記事です。人間は感覚を通じて世界を認知できます。逆に言い換えると、僕たちが世界を捉えるときには五感のみに頼っています。五感を通じて入力信号として脳へ伝…

読書1

僕たち一般人が頭を悩ませる事なんてたかが知れている。それは当の本人も自覚しているつもりだと思われる。しかし、それは自分だけがこんな思いをしているといういわば妄信であり、一種の自傷行為であり、そしてある意味横柄極まりない行為であるということ…

ロマンティックラブ

恋に「落ちる」。 それを経験するかどうかは運の問題で、運がよければそこに「落ちてくる」。自分の交換価値の限界を考慮したうえで、市場で手に入る最良の商品を見つけたと思ったときに、そこに「落ちてくる」。ここでは不動産を購入するときと同じように将…

死にたがり

やーい、ないものねだり~

桜と不倫

寒さもだんだんと和らいできて、やわらかな陽射しが心地よい暖かさを運んでくる季節になってきた。桜の花びらはここぞとばかりに満開になっている。今年の桜は綺麗とは思えなかった。景色は感情によって表情を変えるということを身をもって体験した。僕の妻…

結晶作用

スマートフォンの通知音が鳴る。ぼくはそれで目を覚ましスマートフォンに手を伸ばす。目を擦りながら電源をつけると、「神戸に帰ってきているから、久しぶりに会わないか。」と表示されていた。「わかった」とだけ返信し、軽い朝食をすませ、家を出た。待ち…

受験体験記

ブログをはじめて間もないが、やはりインターネットのすごさというべきか恐ろしさというべきか、意外とこんな陳腐な記事に目を通してくれる方が多い。知人にだけ読まれるものだと思っていた。ということで、知人にとっては再掲ということになるが、受験体験…

やさしさ1 - 表面的なやさしさ

前回の記事で、傷つけない、傷つけられないというやさしさが社会通念となりつつあることを感じていると書いた。つもり。閉塞感すらも感じると。このようなやさしさをやさしくないと揶揄したいわけではない。 やさしさと一口にいっても、様々な状況や事情、ど…

やさしさ 1

やさしさについて書いてみてほしいという声があったので、考えてみた。きょうび、「やさしさ」が大人気である。「彼氏さん、やさしそうでいいね」 「私のためになんでもしてくれて、やさしい!」 「あの先生は単位をくれるから、やさしい先生だ」など、日常…

自己所有の認識

なんのために生きるのか、生きる理由が見当たらない、いつ死んでも構わない、食事も入浴も仕事も恋愛もすべてこなすだけという、そんな生きる屍のような、飼育されているペットのような人が近年増えてきているようです。増えてきているかどうかはわかりませ…

相談とは???

ブログと言えば日記という名の愚痴が大半を占めますよね。人口に膾炙することは滅多に無さそうですが。 そんなわけで今日はこの愚痴に対する愚痴を綴ろうと思います。いきなりの質問ですが、相談ってみなさんどういうときにしますか?カフェや喫茶店に行って…

ある友人とのある話

付き合っていた彼女に別れを切り出されて間もない男友達が嘆いていたことをふと思い出した。付き合って間もない頃デートにはよく行っていたし、よくセックスもしていて、互いに心身ともに満たされていたようだった。ぼくは微笑ましい気持ちでその話に耳を傾…